アルフレッド・リード Alfred Reed

1981年3月27日、初来日。
1981年3月27日、初来日。

 アルフレッド・リードは1921年1月25日、ニューヨークのマンハッタンで、父カール、母エリザベスの長男として生まれた。両親の音楽に対する深い理解のもとに10歳からトランペットを、15歳から作曲を学び、高校卒業後は放送局の作曲・編曲・副指揮者となる。1942年から第529陸軍航空軍バンドに配属され、副指揮者として活躍する。除隊後の1946年にジュリアード音楽院に入学し、作曲をジャンニーニに師事した。1948年からNBCやCBS、ABCで、ラジオやテレビの音楽番組の制作にあたった。1953年にハンセン出版社に入社、ベイラー大学で指導や研究を行う。1955年から1966年の間、ハンセン出版社で編集主幹を務める。1966年、新設されたマイアミ大学音楽学部に音楽産業講座に迎えられ、1993年6月に退くまで27年間にわたり教鞭を執る。その間、1968年にはペルー国立音楽院から名誉博士号を受ける

 1981年3月、東京佼成ウインドオーケストラの招きで初来日。以後、たびたび来日し、客演指揮者として全国各地で舞台に立った。

 親しみやすく心を打つメロディ、安定した温かいサウンドが特徴とされる。出版作品の数は膨大で、なかでも《アルメニアン・ダンス》や全日本吹奏楽コンクールの課題曲となった《音楽祭のプレリュード》などは、吹奏楽の古典的名曲として愛されている。

 2005年9月17日、長年勤めたマイアミ大学に隣接するドクターズ病院で永眠。享年84歳。2年後にマージョリー夫人も他界した。

 

【関連主要サイト】

 Edward B. Marks Music Company(リードの主要な作品の出版社。リードの項にリンク)

 C. L. Barnhouse Company(リードの主要な作品の出版社。リードの項にリンク)
 Ludwig Masters Publications(リードの主要な作品の出版社。リードの項にリンク)

 Alfred Reed, a conversation with Bruce Duffie(翻訳許可をいただいたので、いずれ公開します)

 

リードと私

2013年8月、マンハッタンのリードの生家で。
2013年8月、マンハッタンのリードの生家で。

 中学校時代の1975年に《インペラトリクス》《音楽祭のプレリュード》《アルメニアン・ダンス》に心を揺さぶられ、憧れの作曲家に。楽譜やレコードを集め、雑誌記事をノートに整理しながら、いつの日かアメリカまで会いに行きたいという夢を抱いていました。

 1981年3月に初来日を知って駆けつけ、演奏会を前に練習場で面会を果たしました(写真上)。手紙のやりとりが始まり、来日のたびに会ってリハーサル等を見学し、89年3月にはコーラルゲイブルズのご自宅に滞在しました。89年5月の第1回音の輪コンサート以来、第5回まで連続して出演。96年にはリード氏と力を合わせ、『アルフレッド・リードの世界』と題する本を出版しました。

2014年8月、マイアミでリードのご家族と。
2014年8月、マイアミでリードのご家族と。

 2014年8月、マイアミを再訪し、リードのご家族と楽しいひとときを過ごしました。写真は息子のリチャード、孫のジェニファー、ひ孫のアディソンです。この報告はアルソ出版の吹奏楽雑誌「Wind-i」第4号に掲載されました。

ニュース・近況

6月17日、ネリベルの吹奏楽曲『セレモニー』が鶴岡東高等学校(山形県)によって日本初演されました。昨年、ネリベル夫人からお預かりした楽譜を当方で整理したものです。国内レンタルを開始するつもりでしたが、まもなくドイツで出版の予定です。

 

6月16日、NHK Eテレの『らららクラシック』で「バルトークの管弦楽のための協奏曲」が放映されました(資料提供)。

 

5月15日、全音から三大教則本の1つクヴァンツ著『フルート奏法』の新版が発売されました(譜例担当)。

 

3月22日、ネリベルの21回めの命日です。先週、全音から『鈴木鎮一ヴァイオリン指導曲集 新版Vol.7』(本体+ピアノ譜。CDつき)が発売されました(楽譜製作担当)。

 

2017年2月17日。多忙で新年のご挨拶もできませんでした。その間Jimdoの仕様変更によりアクセスカウンターが機能停止、過去のデータが消えました(泣)全音スコア、シューベルトの『交響曲第7(8)番 未完成』とリムスキー=コルサコフの『交響組曲 シェエラザード』が発売されました(楽譜製作)。

 

12月27日、しばらく忙しかったのですが、おかげさまでその成果が現れつつあります。全音スコア、ブラームス『交響曲第4番』は11月に発売。チャイコフスキーの『交響曲第5番』が1月に発売予定です(いずれも楽譜製作)。また、1月発売の『BAND LIFE』2月号にリードの《アルメニアン・ダンス》についてまとまった情報を提供できました。お楽しみに。

 

9月30日、たくさんの収穫を得て帰国しました。多忙ですぐにとはいきませんが、当ウェブサイトにも徐々に反映させていきます。

 

9月21〜29日、ネリベルの自筆譜研究・墓参り、そしてペーテル・バルトーク氏のお見舞いのために渡米します。

 

6月3日、明日4日(土)NHK Eテレの「ららら♪クラシック」でリードの《アルメニアン・ダンス》が特集されます。ご覧ください(資料提供)。

 

4月15日、昨年12月のネリベル《トッカータ・フェローチェ》日本初演がYoutubeにアップされました!

 

3月22日、ネリベルの命日、没後20年となりました。あらためて彼の業績を思う一日になればと思います。

 

3月20日、ブルース・ダフィー氏からリードとのインタビューの翻訳許可も下りました。多忙で少々お時間をいただきますが、いずれ公開します。

 

3月18日、昨年暮れに日本初演されたネリベルの《トッカータ・フェローチェ》が早くも再演予定です。6月10日、名古屋アカデミックウィンズ第4回コンサート(指揮:仲田守、名古屋市青少年文化センター)。

 

2016年1月25日、アルフレッド・リード、お誕生日おめでとうございます。

 

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